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心理職が提案するパワハラをしないで部下を育てる方法

新シリーズBLOG「心理職が提案するパワハラをしないで部下を育てる方法」をスタートします。

Prologue プロローグ

2020年6月から通称「パワハラ防止法」が施行され、2022年4月からは中小企業もその法律が適用されます。パワハラへの関心は日に日に高まっています。一方でパワハラを気にしていたら何も言えなくなると嘆く上司もいます。弊社は、独自のストレスチェックを行い、属性別の分析なども顧客企業様と相談しながら実施しておりますが、最近、若手のストレスがとても高い組織と、ほとんどストレスがない組織が散見されます。これはどちらも問題があると思います。

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1.パワハラの背景にある価値観

2.パワハラをしないために身につける必要のあるマインド

3.部下を育てるコミュニケーションのために

TA心理学

当社の研修では、TA用語がよく使われます。 TAは、Transactional Analysisの略で、アメリカの精神科医であったエリック・バーンが創始した心理療法ですが、「個人が成長し変化するため」に必要な情報をたくさん取り入れ、今もなお発展し続けています。

パーソナリティ理論、コミュニケーション理論、発達理論、セラピー理論、組織理論など多くの分野で展開されており、その応用範囲が広いことと、図式化(ダイヤグラムと言います)されて解説されることが多いので、目に見えない心の動きを理解するうえでとてもわかりやすいのです。

働く人のこころの成長のために、かみ砕いた説明を順次アップロードしていきます。

1)基礎理論

2)最新理論

認知行動療法

エンカウンターグループ

フォーカシング

臨床心理士が考える精神障害

ライフサイクル理論で考える組織人の心理

ゲシュタルト療法

こころの危機管理をするために知っておきたいこと

職場における発達障害(特性)の理解と支援

感動労働

ストレス理論の歴史

最新記事一覧

4.ホームズとレイの「社会的再適応評価尺度」

ストレス理論の歴史 4.ホームズとレイの「社会的再適応評価尺度」 今回は、どういったストレス要因が人に強い影響を与えているのか考えていきましょう。   ◇ライフイベント法 ストレスの度合いを測る測定法として「ラ …

うつ状態(抑うつ状態)

うつ状態とは うつ状態とは、「気分が落ち込んでいて、意欲・関心を喪失している」といった、精神的エネルギーが低下した状態のことを指しています。あくまでも「状態」であって、「病名」ではありません。 うつ病が原因で、うつ状態を …

3.セリエの「ストレス学説」

ストレス研究の父 ハンス・セリエ 医学や生理学の領域で初めて「ストレス」を使ったのは、「ストレス研究の父」と呼ばれるハンス・セリエであると言われています。 セリエは医学生の頃、病気は異なっても、患者に共通する「いかにもだ …

(4)自発性をどのように身につけるか

ライフサイクル理論における 「幼児期後期(児童期)」 幼児期後期(児童期)は4才~7才くらいの時期にあたります。 ライフサイクル理論では、この時期の発達課題を「自発性 対 罪悪感」と設定しています。 この時期に子どもの心 …

Ⅱ.パワハラをしないために身につける必要のあるマインド③ーアンガーマネジメント

アンガーマネジメントできていますか?大切なのは、自分の感情に気づき、それをうまくコントロールしながら表現できるようになることです。特にマイナスの感情をうまく相手に伝えることは、日本人って苦手な人が多いように思います。腹が立つ・くやしい・悲しい・不安だ・・・などのマイナスの感情を言葉に出すことで人は、少しその感情と向き合うことができるのかもしれません。

Ⅱ.パワハラをしないために身につける必要のあるマインド②ーディスカウントフリー

TA心理学の観点からパワハラをしないために身につける必要のあるマインド についての解説、第2回目は「ディスカウントフリー」について。ディスカウントをしないという覚悟をするとしたら、まずは、人として相手の人格を尊重するというスタンスが必要です。仕事ができる・できないにかかわらず、スタッフはみんな人間として貴重な存在なのだと思うことが大切です。

Ⅱ.パワハラをしないために身につける必要のあるマインド①ードライバーを緩める~ドライバーフリー

パワハラをしないために身につける必要のあるマインドとは。TA心理学の観点から「その① ドライバーを緩める~ドライバーフリー」について解説します。ドライバーに気づいてそれをコントロールできるような言葉を自分にかけることが大切です。

バーンアウト ー 燃え尽き症候群

心身のエネルギーを消耗して急に無気力になってしまうバーンアウト バーンアウトとは、一つの物事に熱心に取組んできた人が、心身のエネルギーを消耗したことで、急に、あたかも「燃え尽きたように」意欲を失ってしまい、無気力な状態に …

(3)自律性を育む

成功と失敗を繰り返して健全な「意志」の力が発達する ライフサイクル理論において、幼児前期の発達課題は、「自律 対 恥・疑惑」です。 1才6ヶ月から2才くらいまでがこの時期にあたります。 運動面においては歩行が可能になり、 …

2.キャノンの「闘争・逃走反応」

人はストレスを受けるとどうなるか ストレスの歴史を考える上で、最初に出てくるのが、ウォルター・B・キャノンの闘争・逃走反応です。 まず、登山中に突然あなたの目の前に熊が現れた ことを想像してみてください。 さて、どうしま …

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