思い込み

臨床心理士が考える精神障害
心理面からみた精神障害

否定的認知の三徴といわれる3つの否定的な思い込み 精神障害は身体の病気ですが、心理的な面からみると、「自分はダメだ、無力だ」という自分自身に対する否定(自己否定)、「自分は誰からも愛されない」という周囲との関係に対する否 […]

続きを読む
認知行動療法
2.考え方のクセを知る

気分が滅入っているとき、嫌な気分になっているときは、ものごとを悪い事、わからないことと判断して、否定的な考えが瞬間的に浮かんでいます。そこには、必ず、次のような考え方のクセが含まれています。自動思考を肯定的なものに変え、気分を楽にするために、この考え方のクセのどれが、あるいはどれらが強くなっているかを確認します。

続きを読む
認知行動療法
1.認知とは

認知行動療法(認知療法)とは、認知に働きかけて、気持ちを楽にする心理療法です。認知とは「現実の受け取り方」「ものの考え方」のことを言い、何か出来事が起こったとき、その出来事が自分にとって良い事か悪い事かを瞬間的に判断します。良い事と判断すれば気分は爽快、行動はポジティブになり、悪い事であれば悲しみや怒りが生じて行動はネガティブになります。また、良いか悪いかわからないときは不安になって、さらなる情報を得ようとします。

続きを読む