ご挨拶

2008年に私一人でスタートした当社は、十数名のスタッフが集う組織となりました。

臨床心理学的に高度な知識と技術で 働く人の心の成長(自律性の向上)に寄与する

これが当社の経営理念です。私の中ではここに「多くの仲間とともに」という挿入句が入ります。提携している臨床心理士/公認心理師は全国で60か所を超えましたし、精神科医や弁護士とも提携をしています。当社のスタッフ全員が、お互いに情報交換をしながらそれぞれが一騎当千の活動を展開してくれています。

メンタルヘルス対策は精神障害対策だけでなく、やる気対策やハラスメント対策等の側面も持ちます。当社ではこの十数年の事業展開において多くの実績を残してきました。

二桁の人数発生していた企業の休業者をゼロにまでしたり、ハラスメント問題が複数発生していた企業の風土改革でホテルのバンケットルームを借り切ったポジティブアプローチ会議を成功させたり、ストレス調査結果のコンサルテーションで製造部門の原価率を下げたりと、メンタルヘルス対策による組織開発での成果をあげています。

また、ラインケア研修、セルフケア研修といったメンタルヘルスの研修から、管理職のコミュニケーション研修、ハラスメント対策研修、新入社員のメンタルマネジメント研修等、働く人の「メンタル」につながる教育は、「わかる」ではなく「できる」「使える」「使いこなせる」ようになる体験型研修を行っています。

さらには、2015年12月に義務化されたストレスチェックについても、個人帳票・高ストレス者対応・集団分析は、2006年に出された通称メンタルヘルス指針の頃から成果にこだわって取り組んでいます。

どの取り組みも、経営理念に照らして大学の研究レベルに匹敵する高い専門性を確保していると自負しております。

20世紀は顕微鏡と望遠鏡の時代、21世紀は心理学の時代と言われて久しいですが、心理学が世の中にうまく定着することはなかなか難しく、デフォルメされたり誤解されたりしていることが多いように思います。 しかし、臨床心理学の力は、すべての人が「機嫌よく生きる」ために役立てることができると私は信じています。これからも、専門性の高さと現場経験の豊富さを武器に、働く人とその職場の活性化をお手伝いしていきたいと思っております。どうぞ、本気で組織改革やメンタルヘルス対策に取り組みたいと思われたらお声かけください。

株式会社ホリスティックコミュニケーション
代表取締役 豊田 直子(臨床心理士/公認心理師/国際TA協会認定CTA)


創立10周年記念事業(2018年)