~~感情をコントロールするという発想~~

人には、思考・感情・行動があります。しかし、私たちが受けてきた教育の多くは、「思考」を大切にする傾向が強く、社会に出れば結果を求められるので「行動」ともつながりますが、「思考」と「行動」の背景には「感情」がつきものだということを忘れがちです。

また、私たちが日常で抱く感情には、実は「訓練」された嘘の感情が多くあります。
例えば、「男のくせに」「女のくせに」と言われる中で、男として/女として、ふさわしい感情以外を感じないようにする訓練を幼いころから自分に課してきたりするわけです。その結果、本当は悲しいのに怒ったり、本当は不安なのに笑ったり、本当は腹が立っているのに泣いたりということが発生しています。

大切なのは自分の本当の感情に気づくこと、そしてそれをうまく表現すること、あるいは上手に解消すること、さらにはポジティブな感情に変換していくことで、自分が「機嫌よく」生きていけるようにすること、それによって、自分の周りにいる大切にしたい他人も「機嫌よく」いられるようにすることが大切です。

これは、大人数の研修ではうまくいきにくいので10名程度でのヒューマニスティック教育スタイルやラディカル教育スタイルを使うことになりますが、キーマンとなるスタッフを育成するのに有効です。

下記に研修プログラム事例があります。ご参考にしてください。