コミュニケーション&メンタルヘルスコンサルティング

(2016年10月)心の回復力と周囲のサポート

今年最後の三連休、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

私は2週間後に迫った金沢マラソンに向け、コースの試走を
兼ねて30km走を行いました。

昨年は途中でリタイアをしてしまったのですが、今回の試走
ではその場所を越え、ゴール地点まで走りきったことで、 
1年前に失った自信を少し取り戻すことができたような気が
します。

今年こそはゴール後においしくお酒を飲みたいものです。



それでは今月は、「心の回復力と周囲のサポート」ということ
でお話しをします。

レジリエンス(心の回復力)を高める要因のひとつとして、
自分が窮地に追い込まれた時やいざという時に、

  自分の悩みや気持ちを話すことのできる人がいること
  自分のことを支持してくれている・支えてくれていると
   感じれる存在がいること
  自分は孤独ではないと感じられること

といった周囲に自分のことをサポートしてくれる人がいること、
あるいはそういった存在を感じられることが挙げられます。

このことを担保するレジリエンスに関する研究として、
ハワイのカウアイ島で『高リスク家庭』
(両親と死別しているあるいは離婚しているなど、通常の過程
と比べてストレスフルであると考えられる家庭)に生まれた
子どもたちを対象に、1~2歳・10歳・18歳・32歳・40歳になる
ごとに追跡調査が行われました。

この調査結果からは、

『高リスク家庭』で育った子どもたちは、
こころの病や家出や非行などの行動上の問題が生じやすいこと
が考えられたそうなのですが、その また私自身の経験で恐縮
なのですが、周囲のサポートを実感することになるエピソード
があります。 数年前の話ですが、自分の考えの浅さがきっかけ
で、これまでお世話になった人たちとの関係がこじれてしまい
ました。 


相手からのメッセージに込められていた怒りの感情に怖れ、 
許されたくて、自分の思いを弁解しようと連絡を取ろうと
試みるけれども、連絡を拒否される不安、 もうどうにもなら
ないと悟り、気分が落ち込んで憂うつな気持ちになる一方で
何事もなく育った対象の子どもたちに共通して見られた傾向
として、

親あるいは祖父母やおじ・おばなど少なくとも1人の家族と
強い絆を感じていること、
同じ地域に住む先輩や友人・教師がよき相談相手なり、感情的
なサポート受ける機会が多かった

という結果が得られました。

また私自身の経験で恐縮なのですが、周囲のサポートを実感
することになるエピソードがあります。

数年前の話ですが、自分の考えの浅さがきっかけで、これまで
お世話になった人たちとの関係がこじれてしまいました。

相手からのメッセージに込められていた怒りの感情に怖れ、
許されたくて、自分の思いを弁解しようと連絡を取ろうと試みる
けれども、連絡を拒否される不安、、、

もうどうにもならないと悟り、気分が落ち込んで憂うつな
気持ちになる、不眠や落着かない気持ちになる。。。

といったような状態に陥ってしまった時、その状態を受け入れ、
話を聴いてくれたり、自分の気持ちを安心させる言葉をくれた
りしたのは妻でした。

当時をふりかえってみると、この出来事が起こるまでは、仕事
のことやそれに関する悩み事を家族や、周囲の人に話をする
ことはしてこなかったし、誰かに相談をしなくても自分は
気持ちの切りかえが上手で、心の回復力はそれなりに高い
ように思いこんでいました。

しかしこの経験をしたことで、普段は自分が頼らなくても、
いざという時には
  自分のことを支えてくれる存在がいること

に気付かされ、それが現在の自分の心の回復力に大きな影響
を与えているように思います。

ちなみに周囲のサポートは家族や友人・職場の上司や同僚など
の身近な存在、日常的にコミュニケーションを取ることができる
人だけでなく、普段中々会えない人(幼い時に自分のことを
かわいがってくれた人・学生時代の恩師など)が支えとなる
こともあります。

私自身もそうでしたが、自分はひとりであると思っていたと
しても、周囲には自分のことを自分が想像している以上に
思ってくれる人がいるかもしれませんよ?

今、自分の中で抱えている悩みや問題がありましたら、
  誰かに手放してみることを試したり、
  「あの人なら何て言うだろうか」
  「きっと分かってくれる・心配してくれるはず」

と思いをめぐらせてみたりしてみませんか。

周囲には自分を支えてくれる存在があることに
気付く・あるいはそういう資源を見つけられるといいですね。

参考文献
久世 浩司(2014)「レジリエンスの鍛え方」 実業之日本社

(文責:宮前 石川県駐在カウンセラー)


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